農事組合法人「みわほたる」設立
2019.12.06
農事組合法人「みわほたる」の設立総会
美濃加茂市三和町にある三和交流センターで11月4日、川浦地区の農家40名で作る農事組合法人「みわほたる」の設立総会が開かれました。代表理事に選出された朝日清孝さんは「地域を守るために必要な組織。収入の増加と経営の安定化を目指したい」とあいさつしました。
同地区は、美濃加茂市の北東部に位置し、ホタルが生息する豊かな自然が残る山間の集落。これまで、個々の農家や少数のオペレーターが稲作を行なってきましたが、高齢化が進み、耕作放棄地が増え始めたため、地域の農家がJAに相談。一昨年から2回の先進地視察、5回の研修会や座談会、17回の準備委員会を行い、設立に至りました。
同組合法人は、基幹作業や管理作業などを役割分担して行なう「集落ぐるみ型」。来年度は、経営面積6.7㌶の水田で、売上高700万円を目指します。総会に出席した当JAの山内組合長は「集落営農法人は中山間地域の農業にとって重要な組織であり、今後の経営に関してできる限りの支援を行っていきたい」とあいさつしました。
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